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日本防衛学会第4回(平成22年度)研究大会について

 日本防衛学会第4回(平成22年度)研究大会は、防衛大学校の協力を得て、11月26日(金)及び11月27日(土)の両日にわたり開催されました。

 「特別講演」は昨年と同様に、防大生全員が聴講する防衛大学校「課外講演」と合同で実施されました。

 部会1では、日、米、中から報告者を迎え、国際的な討議となりました。今年の大会は尖閣問題が発生した直後に開催されたこともあり、会場には報道関係者も詰めかけ熱気に満ちた部会となりました。
  部会2「自由論題」では、応募者多数により二つの会場に分け実施され、また、部会3と部会4は同時間帯に二つの会場で行われました。
 大会参加者数は会員並びに非会員の聴講希望者(防衛大学校の学生を除く)を加え、延べ約400名を数えました。

 大会の第一日目は、記念講堂において国分良成慶應義塾大学法学部長(日本防衛学会理事)による特別講演「中国の台頭とアジア太平洋の安全保障」が行われました。講演時間を超過したにも拘らず、会員や防大生からの熱心な質問に対し講師はそれぞれ丁寧に応答されていました。
 会場を移し、渡邉昭夫会長の研究大会開会挨拶の後、部会1「アジア太平洋における戦略環境の変化と日米中3国の課題」が山口昇会員による司会のもと行われました。
なお、報告者には米国からはロバート・ルーク在京米国大使館公使、中国からは欧陽維国防大学戦略教研部教授をお招きし、日本からは村井友秀防衛大学校教授が参加して、文字通り国際的な研究大会となり、コメンテイターやフロアーからの活発な質疑、有意義な議論がなされました。
 部会1終了後、本館地階の食堂において報告者等を囲んでの懇親会(意見交換会)が実施されました。

 大会第二日目。部会2「自由論題」は二つの分科会に分かれ同時に開かれました。
 部会2終了後、昼食をはさみ役員会及び一部役員交代の報告・承認のための臨時総会が開催されました。引き続き、部会3「危機管理と国民保護:理論と実践の融合を目指して」並びに部会4「陸上自衛隊の形成と展開」が同時に行われました。
 最後は、日本防衛学会ならではの部会5「軍事科学技術の現状と課題:CBRN(科学・生物・放射線・核)技術」が実務家、専門家を中心に行われ、熱心な討議が交わされました。

全ての部会の研究発表が終了後、五百旗頭 真防衛大校長(本会名誉会長)による開催校挨拶、渡邉昭夫会長の謝辞により平成22年度研究大会は終了致しました。